鳩山政権が目指す「公務員制度改革」（後半）

鳩山政権が目指す「公務員制度改革」について言及している動画です。(後半)

＜ダイジェスト＞
民間と同じように、幹部の次官、局長級の役員、審議官を自由に転任できるようにしようという公務員制度改革であるが、ごますり役員が増える可能性が拭いきれない点が問題としてある。

◆民間とは違い、役所の場合は内閣人事の官房長官が行います。つまりこの官房長官に影響力のある人にごまをすっておけば、ある時自分にお声がかかるだろうということになるのです。

任期をしっかり全うしているイギリスやアメリカの制度の真似をしようとしても、日本は政治制度の基盤ができていないのでしっかり根付くかは疑問です。

日本では役員・大企業・ベンチャーという順に優秀な人材として見られますが、アメリカでは真逆です。こうした日本の体制下では、二流の人しかこなくなるのではないでしょうか。まずは公務員制度の前に役員改革を行うべきです。